Taguchi
アメリカに駐在していた頃、フォードのエンジニアから突然
Do you know Mr,Taguchi?という質問を受けたことがありました。
当時は田口博士のことを全く知らなかったのでポカーンとしていたのを覚えています。
その時期、Taguchi methodがアメリカで話題になっていたものと推察します。
その後、品質工学会に参加して仲間と論文を投稿しました、
その当時の熱気が現在、残念ながら続いていません。
一つの理由は難解な論理構成にあると思います
田口先生は普及しようとして努力されていたと思いますが、統計理論との相性で苦労されていたと思います。
元々難解な統計理論から出発して実用を目指していたにですが、そう簡単には行きませんでした
現在でも普及に向けて努力がされていますが、基礎的な知見の普及がQC検定のようなもののみであるのが現状です
理論の導入部で若い人への訴求力が求められていると思います
トランプ
トランプ関税が世界の脅威となっています。 5年以上前、中国でベンチャー企業の支援をしていましたが、 休日にスターバックスでくつろいでいました時 たまたま近くにいたアメリカからの留学生と思われる若い女性の端末が目に入りました。漫画とともにI love Donaldというものでした。おそらくディズニーのキャラクターのことと思っていましたが、よく見るとドナルド トランプのことでした。あんな昔に中国でも熱狂的な支持者がいたということです。世の中が奇妙に動いていることに驚異を感じざるを得ません。
タイトコーナーブレーキング
小型トラックの設計をしていたまだ20世紀のころ、4WD化のスタディーをしていたのを
覚えています。当時は民生用のトラックの4WDはありませんでした。
そこで参考にしたのは、競馬場で使われていたウニモグを見に行きましたが、ちょっとジャンルが違いすぎる
ので参考にはならないと判断しました。結局ジープの図面を見ることができましたので参考にしました。
リーフスプリングのリジッドアクスルという構造はトラックと親和性がありました
ただステアリングリンケージは内外舵角差が小さく回転半径が大きいという特徴がありました
もともと軍用車ということもあってそういうレイアウトでした。
民生用の2トントラックを手っ取り早く4駆化する目的でしたので基本的にはジープに習った設計にしました
ジープは舗装路でのタイトコーナーブレーキングを回避するような設計ではなかったのかと思いました。
さらに左右輪の舵角差が少ない構造でした。これでも商品として問題ないと参考にしました
中国や韓国ではリバースエンジニアリングといったコピーによって初物の技術を手に入れていたのに対してこちらは
合法的に情報を手に入れられたということで会社同士の技術提携はありがたいものと思いました。
(三菱自動車がジープのライセンス生産を一時しておりました)
電動モーター駆動
最近EVに逆風が吹いているといわれ出しています。
曰く、バッテリー製作の過程で多くのCO2が排出されるとかEVの廃車処理が難しいとか
リチウムイオン電池が燃えるとか、その他様々なダウンサイドの情報が喧伝される一方で、内燃機関
への復帰を促すような論調です。
EV化についての賛否が分かれているようですが、原点にもどって考えますと
ピストンの往復運動を回転運動に変更する手間の有無ということからモーターに
基本的に理があると思います。内燃機関は歴史があって、今まで築き上げてきたインフラを
十分活用すべきとの論も理解できますが、騒音振動面での不利益があって、やっぱり電動モーターを
進めるべきという結論になると思います。
テレビ出演
子供の頃、マリンバを習っていまして
時折大阪のテレビ局の要請で出演することのなりました
最初は読売テレビの仕事で、小学校4年性の頃全国放送に出演しました
二回目は関西テレビのローカルでしたが、中学1年性の頃出演しました
リハーサルを数回した後の演奏でしたがテレビの収録は初めての経験でした。
その後は全くオファーはなく現在に至っております。
タレントではない小中学生でしたが、その当時は何か勘違いをしていたよな気がしていました。
芸能界の魔力を一瞬感じた頃でした。