2020-12-02 17:24:00
朝日新聞の中国特派員が広西チワン族自治区の五菱という会社と上海GMの合弁会社が柳州市で
二人乗りの電気自動車を販売しているニュースを伝えていた。
柳州の工業博物館に行った事がある。100年ほど前の中国に最初に導入された製造機械に始まって対日戦争時を経て今日の産業に関する展示があった。自動車に関しては三菱ミニキャブのライセンス生産に始まって現在の小型電気自動車に至る歴史が説明されている。
柳州には五菱と柳州汽車の2社があり多くの雇用を生み出している。
当地は現在モノレールの敷設工事の真っ只中にあり交通インフラが着々と整備されているが移動手段として自動車が欠かせないものになっている。
町の中には充電設備が完備されていて一充電で100km程度走行のミニカーが至る所に駐車されている。これの走行速度は一般車と混在して走行しても支障のないものである。今後さらに販売台数を増
やすものと思われる。