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2025-11-05 09:36:00

日本モビリティーショー

OEMの展示の中でBYDがしぶとく頑張っているように見えました。

シャシーコンセプトモデルの展示物の前には熱心な見学者が長い間話し込んでいてアクセスすらできませんでした。

確か小型トラックのシャシーモデルだったのですが、リヤ駆動をインホイールモーターとしたものでした。

車両も複数展示されていました。

部品展示ではヨロズのブースに行きました。スチール製の板金からの部品が主な展示内容でしたが、破壊強度980MPa

のサスペンションクロスメンバーが展示されていて、ここ数年の技術の進歩が実感できました。

JTECTのステアバイワイヤー技術もここ数年のうちに製品化された技術と思いました。

ステアリングホイールのキャビン内への配置の自由度がさらに進んだものと思いました。

4WSはABSの進歩の前に現在廃れた技術と思っていましたが、NSK(後輪操舵アクチュエーター)でいまだに開発が進んでいるようでした。

部品メーカーが得意分野の技術を磨いて熾烈な競争をしている姿が窺えました。

材料の世界でも、アルミのメガキャストが席巻するものと思いきやスチール陣営も日本を中心に

踏ん張っています。

来年は更に進んだ技術が見られそうです。