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2025-09-11 17:10:00

グローバル化

現在は反グローバリズムというというスローガンが大きな声で叫ばれています。

20年ほど前は個人的な事象ですが、エンジニアとして働いていた会社が欧州のメーカーに飲み込まれ、

まさに急激にグローバル企業になったことがありました。

ドイツから来た若いエグゼクティブの皆さんは無邪気にグローバリズムの未来図を喧伝しておりました。

いわく、部品の共通化によってボリュームバンダリングが世界規模で進んで、国際的な大きなサプライヤーから

集中的に購入すればコストが下がり競争力が向上するなどという夢を語っておりました。

現在、そんなことができてはいないのですが、彼らは本気で推進したかったのではと思います。

いま起きていることは、作業者のインドなどの海外移管と国内サプライヤーの海外への切り替えを強引に

推進しているように見えます。

日本の会社が乗っ取られた末路がどうなるのかを今後注視したいと思います。