2025-04-24 22:41:00
品質工学
かつて品質工学会に所属してました。
その当時のテーマはキャブ液封マウントの特性の最適化というものでした
サプライヤーと共同で開発しておりましたが、パラメーターの最適化に苦労していました。
液封マウントの減衰係数に当たるパラメーターにおいて品質工学とCAEによって最適パラメーターを
見出しました。その値は液体封入のマウントでしか実現しない値でした。
これによって車内騒音のレベルを著しく下げることに成功しました。
これは品質工学会に発表しています。
パラメーター設計で液体封入のラバーでしか実現できないパラメータを使用することができました
結果的には、乗用車レベルのこもり音の中型トラックの実現が可能となりました。
私の記憶の中ではこれが品質工学の成果です。