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2024-12-09 13:45:00

品質工学

初学者を対象とする講義の準備中です。

いろいろアプローチを考えましたが、教科書を

2冊に絞り込みました。

いづれも理想的なものと思います。

まず、日経文庫発行の「品質管理のための統計的手法」

これは、要点を手際よく整理されていて全体を把握するのに適していると思います。

次に「実践・品質工学」(日刊工業)が適していると思います。

品質工学関係は田口・矢野・宮川先生の本を中心に検討しましたが、統計学の素人には

少し敷居が高いように思いました。

上記の2冊を駆使して来年スタートのレクチャーに備えようと思っています。

元々自動車会社出身というだけで品質管理を教えろとの無茶振りからこの話はスタートしました。

まずは聴講生を寝させないように話すことがテーマです。

卒業後に開発に携わった場合、これらの知見が役立つとは思いますが、知らなくてもなんとかなる

ものです。ただし、志のある開発者となるためにはこれらを習得することが有意義であることは

論を待ちません。